2019/08/01 11:57
すっかり秋らしい季節になりました。
冷えがある人はそろそろ寒さを感じるようになってきたかもしれません。
実はこの季節は冷え対策に重要な時期なんです。
寒いからあわてて、3重ソックスやあったまる下着にいきなり手を出さないでくださいね。
身体は、自分で温めることを諦めてしまいます。
この時期は自分から温まる体になるトレーニングに最適です。
身体はどうやって熱を作っているか知っていますか?
私たち細胞のひとつひとつが、食べ物からエネルギーを作り出すときに、同時に熱を放散しています。
そのため、エネルギーを上手に作れている人ほど、体もあたたかいのです。
まずは、効率よく熱を作るためには、糖をとりましょう。
「え?!砂糖は体を冷やすと習いましたが、、」と
思うかもしれませんが、ここで言う糖は、砂糖ではありません。
実際に、精製された白砂糖やぶどう糖果糖液糖は体を冷やします。
でも、単糖(ブドウ糖、果糖)はエネルギーを作るための大事な材料です。
そして、体内で酸素を運んでくれる赤血球の主なエネルギー源も糖です。
冷えている人は、甘い果物やはちみつ、黒糖などを適量、意識して取ることを
おすすめします。
(もちろん取りすぎれば太ります、、)
エネルギーを作るには、糖という材料の他にも大切なことがいくつかあります。
その一つが、体を帯電させないということです。
細胞の中でエネルギーを作っているミトコンドリアという器官は、エネルギー生産に電子を使います。
そのため、体の中で電子がスムーズに動くことも体温アップに重要なんです。
その理由から、帯電をおこさない下着をつけることがとても大切です。
帯電を起こしづらい素材トップは麻です。
大手の衣料メーカーが出している、自然に温まる化学繊維の肌着は、帯電する力を利用して
熱をだしています。
あたたかいようで、自分から温まる力を弱めてしまいます。
この時期は、厚着をして温めるのでなく、ちょっと薄着で自分から温める力を育てて欲しいと思います。
麻を使い、血流を邪魔しない、満月の布のふんぱんをぜひ試していただきたいと思います。
他には、体を動かして循環をよくして、赤血球や電子の流れをスムーズにする。
スクワットをして太ももの筋肉を増やして、筋肉中のミトコンドリアを増やす。
なども合わせてやってみてくださいね。
今年の秋は、脱冷え性にチャレンジ!ですね。